IH-TDS1700のメンテナンス
ロータリーポンプのオイル交換手順
- マニュアルに従い、装置を停止します。
- ロータリーポンプ(以下RP)本体が冷えている事を確認します。
- RP固定用(4箇所)ナット、クイッククランプ、メタルコネクタ、温度ヒューズをはずし、RPを筐体から降ろします。
- オイル注入口を開けます。
- オイルを溢さないようにオイルドレンを処置し、ドレンを開けます。オイルが一気に出てくるので注意してください。
- オイルが抜け切ったら、オイルドレンを閉めます。
- オイル注入口より、規定量のオイルを入れます。
- オイル注入口を閉め、逆手順でRP筐体に組み付けます。
注意事項
- オイルには、毒性ガスが混ざっている可能性が有るので、交換時には保護めがね・耐油耐薬品の手袋を着用してください。
- RPを降ろした時に、オイルが回りに散乱しないように、床には保護シートを敷いてください。
- RPが熱い状態のまま交換すると、オイルが熱い可能性が有り、火傷する恐れがあります。
- オイルの廃棄は、適切な処分を行ってください。
- 弊社支給のオイル若しくは、メーカー純正オイル以外は絶対に使用しないでください。
- 重量物なので、落下に注意し作業をおこなってください。
- 交換に熟知した方が交換作業を行ってください。