メニュー

フラグメンテーションパターン係数 - ESCO | 電子科学株式会社

フラグメンテーションパターン係数

フラグメンテーションパターン係数

脱離ガスは、四重極質量分析計のフィラメントから放出された加速電子によってイオン化されます。

加速電子のエネルギーが大きいために、一部のイオンは開裂を起こします。


例えば水(H2O)の場合は次のようなイオン(H2O+、OH+、O+、H+)が生じます。
ここで単にイオン化された分子(H2O+)を分子イオンと呼び、H2O+の開裂により生じたイオン(OH+、O+、H+)をフラグメントイオンと呼びます。

分子イオンとフラグメントイオンの生成比率は同条件でイオン化されると一定の値を示します。

フラグメンテーションパターン係数


※フラグメンテーションパターン係数はイオン化エネルギーや質量分析計などによって若干異なります。

  • 製品についてご相談・ご質問等ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
  • お問い合わせ

Copyright© 電子科学株式会社All Rights Reserved. login